クリーニング後の保管は防虫剤でガード!正しい使い方&臭いの取り方

服を食べる「虫」には油断は禁物です!

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クリーニングに出して戻ってきた服を保管するときに、

カビ」とあわせて注意したいのが、「」です。

 

うちに虫なんているはずがない!と思っていても、
大事な服が虫の餌食になっていることがあります。

 

虫食いの穴を見つけた時の衝撃と残念さ言葉では表せませんよね。
後悔先に立たずです。

 

どこのお家でも虫のリスクがありますので、油断大敵ですよ!

 

 

虫食いの犯人は?

 

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その衣類の繊維を食べる主な虫は、

ヒメカツオブシムシ(幼虫:7〜10mm)、
ヒメマルカツオブシムシ(幼虫:4〜5mm)、
イガ(幼虫:5〜6mm)、コイガ(幼虫:6〜7mm)です。

 

これらの虫は、着衣やペットの体、外に干した洗濯物などについてきたり、
窓から風に乗って室内に入ってきたりします。
新築のお家でもマンションでも、高層階でも油断できません。

 

入ってきた虫は、クローゼットのなかや衣類に卵を産みつけて、
孵化した幼虫が衣類の繊維を食べます。

 

ウールや絹、カシミヤといった軟らかい動物性繊維を最も好みます。
綿、麻などの植物性の繊維も食べますし、
化学繊維でも皮脂や垢、食べこぼしなどで汚れていると食べられることがあります。

 

快適な環境では虫が発生しやすい!

 

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今の建物や部屋の気密性が高くなって、

冬の間でも温度(15〜25度)や湿度が一定に保たれるようになったために、
快適に暮らせるようになりました。

 

これは虫にとっても同じで、タンスやクローゼットのなかは、
一年中快適で、食糧(衣服)にも困らない「天国」になっています。
こんな天国に虫たちは集まり、繁殖を繰り返します。

 

 

 

 

 

服を虫から守るにはやっぱり「防虫剤」が便利!

 

大事な衣類を虫から守るには、やっぱり「防虫剤」を使うのが簡単で効果的です。

 

防虫剤を使う前に、虫が住みにくい環境を作りましょう。

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  • クローゼットやタンスなど保管場所にホコリや汚れが溜まっていると、虫がすみつきやすくなるので折をみて掃除しましょう。
  • クローゼットやタンスの中に熱や湿気がこもらないように、時々換気しましょう。特に高温多湿の時期は小まめに。
  • 長期に保管する衣服は、一度しか着てなくても、洗濯やクリーニングに出して汚れを落としてからしまうようにしましょう。

防虫剤の種類

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防虫剤といっても、下記の通り成分によって主に4つの種類があって、
それぞれに一長一短があります。
成分は商品の裏に記載されていますので、用途によって使い分けると効率的です。

 

ここ最近は「ピレスロイド系」のものが、無臭で取り扱いも比較的簡単で、
使いやすいです。

 

ナフタリン ゆっくり効き始めて、効果が長めで1年ほど続きます。このため着る回数が少ない和服や礼服、保管期間が長い冬のコートなどに適しています。臭いがあります。ただ、塩化ビニール素材のものを変質させるので注意が必要です。
パラジクロルベンゼン 最も即効性がある成分で、虫が付きやすいウールや絹製品などに適しています。ただ、有効期間4〜6か月と短めです。臭いがあります。ラメやビーズ、合成皮革などを変質させることがあります。
樟脳(しょうのう) 古くから使われているクスノキから抽出した成分です。臭いがありますが、穏やかなものなので、和服や絹製品、毛皮などに適しています。有効期間は6か月ほどです。
ピレスロイド系 臭いが無いことが大きな特徴で現在の防虫剤では主流です。臭いがつかないので、すぐに着られるので便利ですが、金属製の部品を黒くしてしまうので、銅や真鍮のボタンなど付いている衣類には避けた方がいいです。有効期間は6か月から1年です。

 

防虫剤の併用に注意!

数種類の防虫剤を一緒に使うと、組み合わせによっては、化学反応を起こして薬剤が溶け出して、衣類にシミを作ったり、生地を傷めたりすることがあります。
 
・ナフタリン、樟脳、パラジクロルベンゼン(臭いのあるもの)同士の併用はNG。
・ピレスロイドは、ナフタリン、樟脳、パラジクロルベンゼンいずれとも併用はOK。

防虫剤の効果的な使い方

防虫剤は「上」に置きましょう。

 

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防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がる性質があります。

吊り下げるものは1番高い位置に、引き出しや衣装箱に入れるものは
衣類の一番上に置くようにしてください。

 

また、ギュウギュウ詰めだど、防虫成分が十分に行き届かきません。
保管するときは、少し空間に余裕をもたせるようにしましょう。

 

 

メーカー推奨の量を使いましょう。

 

防虫剤は量が少ないと効果は期待できません。商品に記載されているメーカーが推奨する量を使うようにしてください。
よく分からないときは、少ないより多めがいいです。

 

密閉した環境で使いましょう。

 

防虫剤の成分は密閉された環境で効果を発揮します。
クローゼットやタンスの扉や引き出し、衣装箱のフタがきちんと閉まっていないと、十分な効果が得られませんので、きっちりと閉めるようにしましょう。

 

有効期限をチェックしましょう。

 

防虫剤には商品ごとに有効期間があります。期間が過ぎると効果がなくなります。
年に数回のことなので、忘てしまいがちですが、衣替えなどのタイミングで有効期限を確認するようにしましょう。

衣類に着いた防虫剤臭の取り方

臭いが有る防虫剤を使うと、臭いが服に移ってしまって着るときに気になることがあります。

 

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着るまでに時間の余裕があるときは

着る日まで、日が当たらなくて風通しのいい場所に吊るしておくと自然に臭いが取れていきます。

 

着る前日に臭いに気づいたときは

前日の夜、お風呂に入ったあと、浴室に一晩吊るしておくと湿気で臭いが取れます。

 

着る当日に臭いに気づいたときは

アイロンのスチーム機能で、服全体に蒸気を当てます。緊急時はドライヤーを離れた場所から当てると、とりあえず表面の臭いは薄まります。

防虫対策に保管サービス付きの宅配クリーニングも便利!

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大事な服の防虫対策や保管方法や防虫剤の取り扱いに不安な場合は、

衣類の保管サービスを利用する方法があります。

 

除湿やカビ・虫の予防、遮光がしっかりなされている環境で、
衣類を一定期間を預かってもらえます。

 

リナビス」さんという宅配クリーニング業者では、
クリーニングを依頼すると、最長6か月間無料で保管してくれます。
衣替えに合わせて利用すると、お部屋のなかも片付きますよ。。

 

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